基地ガイド

ブルーインパルスや戦闘機を見に行くときは、基地へのアクセスや航空祭情報をここでチェック!

初心者ガイド

航空祭飛行展示ガイド:機動飛行・航過飛行・曲技飛行・外来機の帰投などを解説

2016/09/12

IMG_9603

日本各地の自衛隊基地で開催される航空祭(エアフェスタ・オープンベースなども)は、普段見られないブルーインパルスや戦闘機を生で見られる大チャンス。

ただ、「行ってみようかな~」と思ってもパンフレットには見慣れない言葉が並んでいて、一体どんな風に飛行機が見られるのかよく分かりませんよね。

たとえば、「F-15が見られるんだって!」と期待して行ってみたら、ただ上空を通過しておしまい…というのは残念なので、独特の用語はしっかり押さえておきましょう。

飛行展示と地上展示

まず、大きく飛行展示と地上展示の2つに分かれます。

読んで字のごとく、飛行展示は飛びますし、地上展示は置いてあるだけです(実は飛ぶ姿を見られることも…後述します)。

基本的な考え方として、これを押さえておきましょう。

  • 飛行展示:その基地に所属している機種が中心
  • 地上展示:航空自衛隊のほとんどの機種が勢揃い
    ※滑走路が短いといった理由で、物理的にその基地に来られない機種は展示されません

例外として、ブルーインパルスやF-15・F-2といった戦闘機は、花形として所属基地以外での飛行展示も行うことがあります。

4種類の飛行展示

そして、飛行展示には主に4つのパターンがあります。

曲技飛行

IMG_9598

航空自衛隊ではブルーインパルスだけに認められ、あとは米軍の戦闘機の一部だけに許されているのが曲技飛行。

宙返りや背面飛行を含めた、いわゆるアクロバット飛行のことです。

いかにも航空ショーという感じですが、ブルーインパルス以外はもうワンランク下の「機動飛行」までしかできないことになっているんです。

スポンサーリンク

機動飛行

IMG_7454

急上昇や急降下、急旋回などを伴うダイナミックな飛行ですが、宙返りや背面飛行まではしないのが機動飛行。

F-15やF-2といった戦闘機の最大の見せ場で、ブルーインパルスで使用しているT-4よりもパワフルなエンジンを積んでいることから、そのスピードや爆音の迫力はブルーインパルス以上とも言えます。

「戦闘機を見たい!」と思ったなら、この機動飛行の回数や時間が多い基地の航空祭に行くと満足度が上がること間違いなし!

ちなみに…。入間基地や美保基地で見られるC-1輸送機の飛行展示は「機動飛行」と呼んでもいいような、大型機とは思えないハデな動きを見せてくれます^^

航過飛行

IMG_2086

これは上空を通過するだけの飛行展示のことで、10機以上の大編隊を組んで飛行したり、機動飛行はできないような大型機が飛行展示を行う場合は航過飛行になります。

また、雨や曇りによる視界不良で曲技飛行・機動飛行ができないような場合、航過飛行に格下げになることも多いです。

捜索・救難展示

IMG_3386

これは緊急脱出したパイロットの救出・災害派遣時の人命救助を想定した飛行展示で、捜索機が上空から見守る中、救難ヘリからレスキュー隊員が降下して救助活動を行う様子が見られます。

曲技飛行や機動飛行に比べると地味な印象を持ってしまいますが、悪天候で他のフライトがキャンセルになるような時でも、救難ヘリだけはしっかり飛行展示をしてくれることが多いので、パイロットだけでなく航空祭の見学者にとっても「最後の頼みの綱」という感じがします(笑)

リモート展示とは?

飛行機マニアのブログなどを見ていると、たまに「浜松リモート」とか書かれていることがあります。

リモート展示とは、「どこからか飛んできて、基地上空で飛行展示して、またどこかに飛び去っていく」という飛行展示のこと(=離着陸を見られない)。

たとえば航空祭をやっている基地の滑走路が短すぎて戦闘機が着陸できないような場合、近隣の基地を離陸して航空祭の会場まで飛んできて、飛行展示をしたら元の基地に帰る、というやり方をします。

静浜基地や防府北基地など、普段は小型機しか運用していない基地に多いパターンなので、この辺の航空祭に行くときは覚えておきましょう。

「地上展示」…でも飛ぶ姿を見られます!

IMG_4211

地上展示は置いてあるだけと言いつつ、実は飛ぶ姿を見られることがあります。

というのも、航空自衛隊の航空祭であれば基本的に全ての機種が勢揃いするんですが、その基地に所属していない機種は、どこかの基地から飛んできた機体が展示されているわけです

ということは、航空祭が始まる前に飛来して着陸し、航空祭が終われば離陸して元の基地に帰っていくわけです。

このような機体を「外来機」と呼びますが、航空祭のイベントが全て終了すると外来機が所属基地に帰る準備を始め、中には離陸シーンを見届けられる機体もあります。

戦闘機がエンジン全開で大迫力の離陸をしたり、離陸してから基地上空に戻ってきて翼を振りながら低空飛行してくれることも多いので、通は外来機の帰投を見届けるまで会場に残っています。

ただ、全ての外来機が当日の内に離陸するわけではありませんし、閉門時間が迫っているのに基地に居座ることはマナー違反なので、「蛍の光」が聞こえてきたら帰りましょう。

スポンサーリンク

近日開催の航空祭

初めて航空祭に行くあなたに読んで欲しい記事

はじめての航空祭:超初心者向けQ&A

この記事が役に立ったと感じたら
いいねしていただけると励みになります!

最新情報をお届けします

-初心者ガイド